日本一周を終えて
12月25日に無事札幌に帰宅しました。
そしてパソコンが破損しました。(去年3回も壊れた)
そして今日パソコンが戻ってきたので、ブログ書いてます。
面白いこともあり、辛いことも、嬉しいことも沢山あり、僕の人生に大きな影響を与えてくれた旅でした。
あんなに自分という存在と真剣に向き合ったのは初めてでしたから。いまは自分が好きだけど、昔は大嫌いだったし自分と向き合おうなんて思いもしてませんでした。
僕は「自分探し」などという言葉が嫌いですが、自分を知るということはとても大切だと思っています。あの孫子さんも「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」と言ってますし。読書をして、旅をして新しいことを知って、見て、体感する。それはその体験を通して自分を知ることでもあります。僕はこの美しい景色を見てこんなことを思うのか、と。
まさか自分が満天の星を見て涙目になるほどに感受性が豊かだとか、熊が出ても、パンツにネクタイにハット被ったおっさんが現れても動じないとか新しい発見も多かったです。
外を知ることは内を知ることであり、また逆も然り。「相手とは自分を映す鏡である」という言葉の意味もよくわかりました。
あとは、日本は日本でも県が違えば色々と考えも風習も異なるということを実感しました。
「え、北海道の人なのに肌黒いんですか」
「北海道民みんな肌白いなんて思うなよ」
日本人みんなシャイだと思うなよみたいな感じですね。
この多数派がすべてを統べるみたいな考えはやめてほしいものです。生まれてこの方少数派で生きてきた僕はいちいち説明するのがめんどくさいので一般論に合わせるようにしてますけど正直言ってモヤモヤします。
多数派と少数派はわかりあえない定めにあるのでしょうか。僕は真実はいつも少数派の中にあると信じていますが。
日本一周を終えて何か変わったかと言われれば圧倒的に変わりました。
考え方が柔軟になりました。度胸がつきました。自分が無知であることを痛感しました。
挙げたらきりがありませんが、日々自問自答し続けた旅には意味があったようです。
次は世界放浪してきます。
それまでにどこでも食っていける技術を身につけます。
旅中に出会った皆さん、ジュースくれたおばちゃんから車乗っけてくれたおじさん、応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
僕がいまこうして元気でいられるのは皆さんのおかげです。
これからは恩返しとして、もっと面白い、自然と笑顔あふれる世界を創る手助けをしていこうと思います。