道なき道を歩いてみよっか

「正論」など鼻で笑うものだから。「常識」など切り捨てるものだから。

僕の大好きな詩

夜空はいつでも最高密度の青色だ

 

都会を好きになった瞬間、自殺したようなものだよ。

塗った爪の色を、きみの体の内側に探したってみつかりゃしない。

夜空はいつでも最高密度の青色だ。
きみがかわいそうだと思っているきみ自身を、誰も愛さない間、
きみはきっと世界を嫌いでいい。
そしてだからこそ、この星に、恋愛なんてものはない。

                                 最果タヒ